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お金の発行


お金は簡単に生み出せる!?



# by onore103 | 2017-09-12 22:24

お金は記録


結局のところお金って「記録」?

前回では、「お金の量」について
日本銀行の公表値をもとに、その金額を確認しました。
※マネーストック(M3):1259兆909億円  

その中で、全体のお金の量に比べ、
紙幣や硬貨にあたる「現金通貨」の割合が7.3%しかなく、
その他の通貨が何なのか?という疑問が生じました。
※現金通貨:91兆6987億円

そこで今回は、
前回検証した「マネーストック(M3)」の現金通貨以外、
預金通貨、準通貨、CDの内容について確認して行きます。

まずは、
マネーストック(M3)の通貨毎の金額を再確認します。

現金通貨:91兆6987億円・・・①
預金通貨:569兆8136億円・・・②
準 通 貨:564兆7817億円・・・③
C D:32兆7967億円・・・④                
マネーストック(M3):1259兆909億円・・・①+②+③+④


それでは、実際に現物に触れることが出来ない
現金通貨以外の通貨について、ひとつひとつ確認していきます。


■預金通貨

569兆8136億円

預金通貨とは、みなさんが銀行で開設した口座に預けてある
流動性の高い預金(要求払預金)のことをいいます。

銀行からいつでも引き出せる預金のことで、
主に、普通預金、当座預金、通知預金などがあります。

預金は、銀行に出金要求すれば決済が可能で、
(クレジットカード、デビットカード、小切手、手形など)
現金のやり取りをせず成立します。

数字を打ち込みデータの移動処理をするだけで、
現金と同様の役割を果たす、とても利便性が高いお金になります。

この預金の残高や取引履歴は、通帳などに記録されるデータのため、
現金通貨のような紙幣や硬貨などの実体はありません。

確かに、

・給与が口座に振り込まれ、
・家賃、水道光熱費、携帯料金が自動引き落としされ、
・買い物はクレジットカードや電子マネーを利用して、
・インターネット通販も現金振り込みやカードで決済すれば、

ほとんど現金を使わず、
銀行を通じた、預金通貨の記録のやり取りだけで生活が可能です。

法人に関しても、
売り上げの入金や取引先への支払いなど、
ほとんどが、預金通貨を通じて行われています。


現金通貨と預金通貨を合わせた総称を「通貨」と言いますが、
その割合が、


お金は記録_f0367983_22141300.jpg


・法人の預金通貨の利用割合が圧倒的に高い
・電子マネーなど決済機能が多様化
・お店で買うよりネット通販を利用する人が増えてきた
・スマホが財布代わりになる

など、相対的に現金を利用するシーンが減って、
2つの通貨の利用割合に大きな差が生まれています。

私たちは、何となく自分達のお金は、
すべて銀行の金庫の中に大事に保管されていて、
その保管された紙幣や硬貨を引き出している

というイメージでしたが、

実際は、現金が動くよりも何倍もの決済が、
データのやり取りだけで完了しています。

記録がお金の代わりをしていることに驚かされます。


■準通貨

564兆7817億円

準通貨とは、
定期性預金など解約すると現金通貨や預金通貨となり、
決済手段として使用できる金融資産のことをいいます。
※定期性預金:定期預金、定期積立など

一定期間預け入れることを前提とした預金なので、
預金通貨よりも現金化の流動性は低くなります。

そのため、同じ預金でも預金通貨には含めず、
準通貨として集計されています。

ちなみに、定期預金の利息条件を放棄すれば、
ほとんどの場合すぐに途中解約が可能なので、
現金化の流動性が極端に低いわけでもありません。

参考:定期預金解約の方法

準通貨も、データとして記録・管理されるので、
現金通貨のような紙幣や硬貨などの実体はありません。


■CD(譲渡性預金)

32兆7967億円

CDとは、他人への譲渡が可能な定期預金のことをいいます。

通常、定期預金は他人への譲渡が不可能なのですが、
譲渡性預金の場合は、銀行が無記名の証書を発行することで
譲渡が可能になります。

CDのメリットは、

・預金してる人:満期前により短期で高い利息を得られる
・買った人:資金繰りに活用できる
・銀行:証券会社に対抗した大口預金者へのサービスが増える

などが挙げられます。

CD(譲渡性預金)も、データとして記録・管理されるので、
現金通貨のような紙幣や硬貨などの実体はありません。


以上で、実際に現物に触れることが出来ない
「現金通貨」以外の通貨について、確認してきましたが、
その合計金額は以下の通りです。

預金通貨:569兆8136億円・・・①
準 通 貨:564兆7817億円・・・②
C D:32兆7967億円・・・③           
現金通貨以外=1167兆3922億円・・・①+②+③
※マネーストック(M3)の92.7%を占める。

世の中に出回っているお金のほとんどが、
銀行に記録されたデータのやり取りで
完結していることが良くわかります。

ここまで確認してきてちょっと気になるのが、

預金データのやり取りがお金の代わりになることに
違和感を覚えるとともに、

現金を銀行に預けて普通預金や定期預金にしているのに、
なぜ、現金と預金の額がこんなに差が開くのか?


すべての決済を紙幣や通貨のやり取りだけで行うことは、
多額の決済時など紙幣を数えるだけでも手間とコストが掛かり、
非現実的なのは理解できます。

銀行を通じた預金の振込みや振替え処理は、
現在において、無くてはならないシステムであることも
異論を挟む余地はありません。

しかし一方で、

マネーストックに計上されているお金は、
現金化の流動性が低いものの集計なので
すぐに現金化出来ることが前提です。
※準通貨やCDは多少時間が掛かる場合もありますが。

ですが、現実にある「現金通貨」は
お金の量全体の7.3%しかありません。

すべての預金者が現金化を求めたら、
当然ながら、紙幣や硬貨の量が足りなくなってしまいます。

この1167兆円にも及ぶ預金とは
どのような仕組みで世の中に受け入れられているのか、
詳しく確認する必要がありそうです。

次回は、お金の発行



# by onore103 | 2017-09-10 22:24 | お金とは

お金の量


お金の量を調べてわかった、意外な事実。

もっとお金があればな~

日々の生活の中で、こんな感情を抱くシーンが、
一日に何度かあるのではないでしょうか?

バブルの頃は、先を競ってお金を使い、
バブルのあるある伝説がいくつも誕生しました。




しかし最近では、そんな面影もなく
慎重にお金を使う人の方が圧倒的多数派です。

「豪遊三昧」から「もっとお金があればな~」な日常へ・・・
一体何故この様な状況に変わって行ってしまったのでしょうか。

バブルの頃と比較して、
日本に流通するお金の量そのものが減ってしまったのでしょうか?
それとも他に何か原因があるのでしょうか?


そこで今回は、
「日本に流通するお金の量」について調べ、
その原因を探って見ることにしました。

「日本に流通するお金の量」については、
日本銀行のホームページで公表されています。

日本銀行統計

(2)通貨
上記項目より、ダウンロードした(2017/08/31)エクセル資料の
「Sheet40と41」で確認出来ます。

▼以下に要点をまとめます。

お金の量_f0367983_22105291.jpg


経済全体に約1259兆円という巨額なお金があることを知ると、
お金の量が減ったイメージはまったく湧いて来ませんね。

実際はどうでしょうか、

資料の「M3金額」の年度毎推移金額を見ると
2004年の1023兆4495億円よりお金の量は年々増加し、
2016年までに「235兆6414億円増加」しています。

ということは、
財布の紐が固くなった原因は、お金の量が減った訳ではなく、
他の要因であることがわかります。

235兆円もお金が増えて、財布の紐が固くなる。
さらに謎が深まってしまいました・・・・


さらに、さらに、

今回、日本銀行の「通貨」の資料をダウンロードして調べていく内に、
とても興味深い新たな疑問にぶち当たりました。

それはどんな疑問かというと、

私達が普段使用している「紙幣」や「硬貨」の量が、
お金の量全体のほんの一部でしかないという事実です。


「紙幣」と「硬貨」の合計金額は、
上記マネーストック内訳の「現金通貨」という項目で
表されますが、

現金通貨(91兆6987億円)・・・①
M3合計金額(1259兆0909億円)・・・② 
■現金通貨の割合(①÷②)=7.2%

なんとお金の内、
実際に手に取れて触れる「紙幣」と「硬貨」は
たったの7.2%しかないのです。

冗談かと思われるかもしれませんが、
実際に日本銀行のデータで「紙幣」と「通貨」の発行金額が、
お札や硬貨の種別毎に確認出来ます。

先程のエクセルダウンロード資料「Sheet50」に
詳細が掲載されています。

お金の量_f0367983_07591352.jpg


マネーストックで計上されている「現金通貨」91兆6987億円と
通貨流通高で計上されている「現金通貨」107兆2034億円との間に
差額が生じていますが、

金額算定の計算方法の違いや、

・みなさんの財布の中のお金
・タンス預金
・無くしてしまったお金

など、

金融機関でカウント出来ない紙幣や硬貨が
あるためと思われます。

いずれにしても、「紙幣」や「硬貨」の合計金額は
100兆円前後で間違いないようです。

となると、

M3合計:1259兆0909億円:::①
現金通貨:91兆6987億円・・・②   
■差額(①-②)=1167兆3922億円

紙幣や現金とは違うこの差額のお金とは何か?

実際手に取れない、触れない「お金」
ということになるのでしょうか?

どうやって生まれてきたのでしょうか?

疑問がどんどん深まるばかりです・・・・


【まとめ】

今回は、「お金の使い方が慎重になった」原因を探るために
お金の量について調べてきましたが、

「現金通貨以外のお金がどこから生まれたか?」
という新たな疑問が浮かんで来てしまいました。

そこで次回は、

現金通貨以外のお金は何なのか?

手に触れることの出来ないお金について調べて行きたいと思います。

「お金の正体」が理解できれば、
様々なお金に関する疑問も解決の糸口が見つかるはずです。

■次回:お金は記録(カテゴリー/お金とは)


# by onore103 | 2017-09-01 09:24 | お金とは

「物販投資とは」のカテゴリーについて


お金は稼ぐものではなく、借りるもの。


このカテゴリーでは、


物販ビジネスを投資的な発想で行う方法を
検証して行きます。


通常の物販ビジネスの販売価格は、


コスト積み上げ発想
※商品原価+物流費+稼ぎたい利益額=販売価格


によって、決定することが主流です。


この場合、決定した販売価格は、


【売り手側視点】
人件費や広告費を支払っても利益が残るな。

【買い手側視点】
もう少し安かったら欲しいな。安くなったら買おう。
※バーゲン待ち


売り手側・買い手側の想いに微妙なズレが生じます。


このズレが、商品の売れ行きのスピードを鈍らせ、
販売価格の下落を招いていきます。


その結果、

売り手:値下げしてあまり儲からない。
買い手:いつ買うかの判断が難しい。(迷う)


売り手は、
必死に頑張ってもあまり儲からず、忙しいだけ。


買い手も、
購入タイミングによって価格差が激しいため、
購入時を見極めるのにストレスが生じます。


この微妙なズレを無くし、


最初に設定した販売価格で、

・買い手は迷いなく即買い
・売り手も利益が出る
=買い手が感じる商品価値>販売価格

そんな物販の仕組みを作れないか?


この疑問を解決するために発想したのが、
このブログのタイトルでもある「物販投資」
の考え方になります。


今後、「物販投資」の情報をひとつひとつ
シェアしていきます。


物販ビジネスに取り組む方や始める方の、
参考になれば幸いです。



※追記


お金って何だ?


日本の経済全体に供給されている通貨の量は、
(指標:マネーストック「M3」の金額)


1252兆3007億円(2015年年末残高)


この内、みなさんが日常使用している
「現金通貨」の量は、


93兆5635億円


実は、目に見えて触れる紙幣や硬貨は、
通貨流通量全体の7.5%しかありません。

※日本銀行資料
マネーストック(2013~2015)


では、92.5%に達する「現金通貨」以外の
目に見えない触れないお金は一体何なんでしょうか?


金融機関には信用創造の仕組みがあり、


銀行がお金を貸し出すと、
(誰かが借りると)



マネーストックは増加します。


その結果、
実際に見て触れられる「現金通貨」の量よりも、

1158兆7372億円
(1252兆3007億円-93兆5635億円)

お金の量が創造された事になります。


借りると生み出されるお金。
ここで冒頭の一文が真実味を帯びてきます。


信用創造にアクセス=「物販投資」の肝


「信用創造」についての詳しい情報も
シェアして行きます。



# by onore103 | 2017-08-01 08:43 | 物販投資とは


「お金とは」のカテゴリーについて


お金って本当は何でもないんじゃないか?



このカテゴリーでは、


・お金は借金すると生まれ、返済すると消滅する。

・誰かの負債は、誰かの資産。

・誰かの消費は、誰かの所得。

・お金は債権と債務の記録。

・お金=信用。

・政府の借金が大=国富+国民の資産が大。

・借金と消費が善で、貯金と節約が悪。


など、


今までの常識では考えられない、
お金にまつわる情報について、
ひとつひとつ検証して行きます。

※検証していく情報は、データを基にしているかを重視。



物販ビジネスを投資的な感覚で実践し、
所得を増やすための一助になれば幸いです。




※追記


自分の資産×時間=金利収入(不労所得)


お金持ちは、金利(複利)というものをを発明し、
上の仕組み(公式)を構築しました。


働いて稼ぐのではなく、
ただただ時間の経過を待って稼ぐ。

有り余る時間で、心豊かな生活を営む。



これから個人でもこの様な仕組みを築くために、
「物販投資」の考え方は面白いと考えています。

※信用創造へアクセスすることがポイント。


お金の正体について少しでも参考になる情報を、
このカテゴリーでシェアして行きます。



# by onore103 | 2017-07-26 14:12 | お金とは